まっすぐなのに「ウェーヴ通り」

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渋谷には多くの愛称や通称があります。自然発生的にできたものから、命名されたもの、最近作られたものなどもありますね。そんな渋谷の街のナイスネーミングを探っていってみたいと思います。

あなたはいくつ思い浮かびますか? 

みなさんは井の頭線渋谷駅への出入り口付近から道玄坂上までの道の愛称をご存知ですか?。渋谷東急フードショーやマークシティー の南に並行する、居酒屋などの多い通りです。以前インタビューにお伺いした山家など昔からあるお店も多く、不動産屋目線で言えば「動きの少ないエリア」である渋谷中央街の中の通り、「ウェーヴ通り」と言うんですよ。

前半は緩やかな坂道ですが、マークシティー沿いは結構な坂。BARや居酒屋などが多く、夜になると人も増えて盛り上がる通りのようですが、転げ落ちないか心配になるような坂道の「ウェーヴ通り」。

名前の由来は、道がウェーヴに曲がっているからかなぁ?なんて考えていましたが…違いました!中央街理事長の本間さんにお話をお伺いしたところ、マークシティー の東館と西館の間にあるウェーヴ広場へ繋がる道として名づけられたのがウェーヴ通りとのこと。ウェーヴ広場には波をイメージしたモニュメントがあり、波の持つ“勢い”などの意味合いをかけて作られているそうです。渋谷のアートがここにもあったんですね!

中央街では20年ほど前に通りの名前を公募して決めたそうで、他にも素敵なお名前がたくさんあります。どんどん紹介していきますね。

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