渋谷百軒店と言えば、関東大震災後の渋谷の復興に重要な役割を果たした地域です。震災からの復興後は戦争を経てカルチャーの発信地として今も街に影響を与えています。
そんな百軒店の昔の店舗地図を見つけました。
こちらは1955年頃の地図。少しがゆがんでしまっていますが、中央に見えるテアトル渋谷と見えます。これは当時、存在した映画館です。写真も残っていました。今と違った風景に驚きます。百軒店にどれだけの人が訪れていたのかわかる一枚ですね。そして道玄坂、と言う文字が見当たらず「上通」と書かれています。時代を感じられる地図です。
続いては1978年頃の地図です。
1978年になると1955年当時にあった映画館が撤退しているのが分かります。現在まで残るお店もちらほら見受けられます。現在も表列を作るお店である喜楽や名曲喫茶ライオン、ライブハウスのBYGなどの名前が見えますね。ハイネスマンションとあるのは、現在のサンモール道玄坂で、新築予定ビルとあるのは、現在のライオンズマンションのようです。1955年は上通だった場所は道玄坂と書かれており、近代化しているのが感じられますね。
百軒店のコラムから頂いたお写真ですが、当時から現在までの流れを知る事が出来る貴重な資料です。10年後、20年後はどんな風に変わっているんでしょうか?非常に楽しみですね!
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