三つの愛称を持つ神南のおしゃれエリア「イエローストリート」

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渋谷には多くの愛称や通称があります。自然発生的にできたものから、命名されたもの、最近作られたものなどもありますね。そんな渋谷の街のナイスネーミングを探っていってみたいと思います。

あなたはいくつ思い浮かびますか? 

今回は取り上げるのは「イエローストリート」。ここ、どこだかわかりますか? わからない人は、「フランス坂」「バティーユ通り」はいかがでしょうか? いやいや、渋谷にスペイン坂だけじゃなくてフランス坂もあったのか!と驚かれましたよね。

三つの愛称を持つこの通り、今回はマップにも記載されている「イエローストリート」としてご紹介します。場所は渋谷区神南一丁目エリア。ファイヤー通り沿いのハローワーク渋谷の傍を通り、西側の渋谷区役所前交差点へ登る、緩やかな坂道です。先日ご紹介したコルネット通りとほぼ並行した場所にある通りですね。

名前の由来を調べてみましたが、まったくヒットしませんでした。
イエローストリートといえば、ファッション雑誌のストリートスナップ全盛期には多くの雑誌のエディターたちがカメラを持って集まる場所でした。今でも人気の雑貨店、おしゃれなセレクトショップやライダースジャケットの代名詞ともいえる「Schott」、通りを少し入ったところには元祖裏原系ファッションの「NEIGHBORHOOD」があり、おしゃれな人たちが集まるエリアです。

もしかするとこの通りの愛称はファッションスナップを記事にする際にエディターたちがつけた名前かもしれませんね。三つの愛称が付けられるほど、多くの人から関心を集め、呼ばれてきた通りなのでしょう。今も多くのロケバスやたくさんの洋服がのったスタイリストを見かけます。

渋谷は日本の流行の発信地。イエローストリートはファッション業界の人が多い、おしゃれな人が集まる通りの一つでした。

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