渋谷マルイが2022年8月28日で閉店します。1958年10月にオープンしたマルイは1971年に建て替えを行い、現在の形になりました。長い間、渋谷の若者のファッションシーンやサブカルチャーシーンを引っ張り続けたお店が64年の歴史に幕を閉じます。
30代後半〜40代の位の方にはファッショントレンドやカルチャーの発信地のイメージが強いかもしれません、流行のブランドショップからレコードやターテンテーブルなどを扱うDJショップまで様々なカルチャー発信がされていました。しかし2010年代に入ると少しずつ形を変え、サブカルチャーの発信地としての機能も大きく果たしてきました。ワンピースのキャラクターショップ「麦わらストア」が有名でしたが『ラブライブ!」や『ご注文はうさぎですか?」等、当時圧倒的な人気を得ていたアニメとのコラボはファンの間だけでなく世間からも大きな話題を集めました。8Fと屋上ではアイドルグループのライブなども行われ、新しい形のマルイを提示するのに成功していたのではないかと言えます。
閉店後、現店舗は解体。渋谷では大型再開発が続いていますが、マルイは同敷地で建物を建て替えるようで、日本初の木造のサステナブルな建物として生まれ変わることが発表されています。建て替えはマルイグループにより行われますが、今後は「渋谷マルイ」としての再出店があるかどうかはまだ分からないそうです。無くなってしまうと寂しいな、と筆者は感じましたが、同じような人も少なくないように思います。
時代のニーズに合わせ、提供内容も柔軟に変えてきた渋谷マルイ。2026年に新たな姿で発表される店舗はどのようなコンセプトなんでしょうか?時代ととに姿を変えてきたように革新的なアプローチをするかもしれませんね、楽しみに発表を待ちましょう♫