眠らない街「渋谷」、多くの人々が行き交うこの街には、エリアごとに異なる街灯が静かに渋谷の日常を彩っています。渋谷の再開発、新店舗のオープンなど、どんなときも街を見守るその街灯たち。
普段は気づきにくいそのデザインや特徴に注目し、『渋谷街灯コレクション』と題して特集をお届けします!
今回は建て替え前の「宮益坂の街灯」をご紹介します。

渋谷駅から青山通り(国道246号)へ上る緩やかな坂道・宮益坂。かつては富士山が望めたことから「富士見坂」とも呼ばれました。古くからのビジネス街であり、飲食店、専門学校、オフィス、商業施設が立ち並び、昼夜を問わず賑わうこのエリアを照らすのは、アイアン製でレトロな趣を感じさせる街灯。その温かみと存在感が街に落ち着きを与えています。
周辺の建物は次々と新しくなり、街灯との新旧のコントラストが独特の味わいを生んでいます。しかし、この街灯も見納めのようです。宮益坂の歩道拡幅や歩車道のフラット化に伴い、新しい街路灯への切り替えが決まっています。名残惜しさもありますが、より良い街づくりの一歩でもあります。

渋谷の街灯には、それぞれの時代を照らしてきた歴史があります。そして今、その姿もまた変わろうとしています。進化を続ける渋谷とともに新しい歴史が紡がれていくのを、今度は私たちが見守る番なのかもしれません。
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