美術館やギャラリーではなく、街中に設置される芸術作品「パブリックアート」。多くの人を魅了し、待ち合わせの目印や映えスポットとして扱われ、都市を彩るものとして世界各地で取り入れられています。
そんな街中アートはここ渋谷にも多く点在しています。ほら、あなたも絶対見たことがある“あれ”もアートなんですよ。
渋谷で一番有名なアートといえば、そう「忠犬ハチ公像」でしょう。飼い主が死去した後も駅前で帰りを待ち続けた「ハチ」は多くの人の心を動かし、1934年に銅像が設置されることになりました。その後、一度は第二次世界大戦中の金属供出によって破壊されましたが、戦後再建され現在に至ります。
まさに渋谷のシンボルである忠犬ハチ公像。先日紹介したハチ公のマンホールなど、多くの場所でサンプリングされたハチ公モチーフのものを見かけますね。
多くのハチ公アートで、今注目を集めるのが「MIYASHITA PARK」にいる「渋谷の方位磁石|ハチの宇宙」なんです。彫刻家の鈴木康広さんが手掛けた作品で、空を見上げるハチがなんとも愛おしいですね。
昨年遊びに行った際は、デコレーションされたバージョンにも出会うことができました!
また、作品説明にはご本人からこんな言葉が記されていました。
ハチ公と一緒に空を見上げ、人は何を思うのでしょうか?
高いビルの多い街並みで見上げる空の美しさもあると感じられる「渋谷の方位磁石|ハチの宇宙」でした。
渋谷、ここはアートで溢れた街。様々な形のアートが存在する中で、それを観てどう感じるのか、それもまたあなただけのアートですね。
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