渋谷にまつわるエトセトラ “西口の住人 モヤイ像”

公開:  更新:
この記事をシェアする

南米はチリ、イースター島にあるのは“モアイ像”、渋谷駅西口にあるのは“モヤイ像”

渋谷駅西口のモヤイ像

「モ“ア”イ」と「モ“ヤ”イ」この違い、みなさんご存知でしたか?
あれどっちが渋谷のやつだっけ?と軽く悩みますよね。
「モ“ヤ”イ」が渋谷です。

では、この渋谷駅西口にいるモヤイ像は一体全体どこから(どこの石から)きたのでしょうか?
なんと東京都内なんです。一応江東区……、ですが都心から150km離れた新島からいらっしゃったこのモヤイさん。

新島には特産品に「コーガ石」という彫刻などに向いている珍しい石があり、そのコーガ石を材料として作られたオブジェがモヤイ像なんだそうです。新島にある「モヤイの丘」には100体以上のモヤイ像が存在し、イースター島のモアイ像にインスパイアされた顔のものから、女性の顔や小さなサイズのものまでさまざまな形状のものがあるようです。

新島の東京都移管100年を記念して1980年に渋谷に贈られたのが、西口のモヤイ像でした。
渋谷の待ち合わせ場所の定番の一つとして有名ですよね。

さて、このモヤイ像、大田区蒲田駅、お台場海浜公園、浜松町竹芝桟橋にも存在するのはご存知でしたか?それぞれ全く違う表情をしています。

蒲田駅のモヤイ像
浜松町竹芝桟橋のモヤイ像

このモヤイ像たちがいつか一緒に暮らせる日がきたら良いなと願うばかりです。

公開: