渋谷区と日本財団、トイレメーカーのTOTOが「性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを渋谷区内に作ろう!」と始まったのがこの”The Tokyo Toilet”プロジェクト。今回ご紹介するのは代々木公園すぐそばの東三丁目公衆トイレ編です。
こちらのデザインはニューヨーク在住のデザイナー田村奈穂さんによるデザイン。山手線の路脇を歩いて行くと道路の間の小さな空間に一際目を引く鮮やかな赤いトイレが出現します。非常にシャープなデザインであり、トイレではなくアパレルショップのように見えてもおかしくない斬新さがあります。
洗練されたデザインは国際都市渋谷にやってくるビジターへのもてなしの気持ちをこめて、また、利用する人々を包み込む安全な場所にしたいという願いを込めて、日本の贈り物文化のシンボルである折形から着想したそうです。筆者も直接伺った際、角張ったデザインというイメージを持ちましたが、何故か圧迫感の無い理由は体に刷り込まれた「折形」だったのかと驚きました。
夜間もこのように美しくライトアップされております。プライバシーと安全をしっかりと守れる、誰もが快適に利用できるトイレとは何か、を突き詰めてデザインされています。今までの「暗い」「怖い」「汚い」などのイメージとはかけ離れた東三丁目公衆トイレ。お近くを通りがかった際はぜひご利用されてみてください。次回も今までの公衆トイレとはいい意味でかけ離れた革新的なトイレをご紹介します、お楽しみに♪
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