美術館やギャラリーではなく、街中に設置される芸術作品「パブリックアート」。多くの人を魅了し、待ち合わせの目印や映えスポットとして扱われ、都市を彩るものとして世界各地で取り入れられています。
そんな街中アートはここ渋谷にも多く点在しています。ほら、あなたも絶対見たことがある“あれ”もアートなんですよ。
渋谷の駅には「ハチ公」をはじめとする、様々なアート作品が展示されています。今回はその中でもエネルギッシュで可愛らしい「きらきら渋谷」をご紹介していきましょう。
東京メトロ副都心線渋谷駅の改札外通路にあるアート作品「きらきら渋谷」は渋谷への愛を感じる色鮮やかで華やかな作品です。
日本を代表する画家、絹谷幸二氏の作品で、信楽焼きで7ヶ月にわたり造形、素焼きされた670ピースの陶板で作られたこちらの作品。大きく描かれた太陽が燦々と降り注ぐ渋谷の街、渋谷を象徴する建造物やハチ公もいます。
作者・絹谷幸二氏がこの作品の制作ドキュメンタリー動画の中で
「きらきらした若さの街。音楽もあるし、いいファッションも、美味しい食事もある。生まれ出た喜び、そういうものがきらきらする街のイメージで作った」
と話していた通り渋谷の素晴らしさが詰まった作品で、写真では伝わらない、信楽焼きの質感や優しい色合いを是非観に行ってほしい作品です。
何度も通ったことのある場所にも、じつはアートはあるんです。渋谷のアートはまだまだ続いていきます。
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